2016-05
10. この瞬間を閉じ込める。
先日の夕暮れ。
空がピンク!!!
ひさしぶりに、衝動的に写真を撮りました。
写真を撮るようになったきっかけって、
この幸せな空間や、大好きなもの、この瞬間を閉じ込めたい。
そう思ったから。
写真の専門家ではないので、構図や色合いは、はちゃめちゃ。
それでも、四角の中に閉じ込めることに、
どうしようもなく、夢中になる。
さて。
ここからは、別のところに書いたものだけれど、
忘れたくないので、こちらに移しておきます(*^^*)
生活を彩るものって、すてき。
ここのところ、お洋服よりも、おうちのこと・もの、に心が傾いていて
むかしは自分を着飾ったりして、誰かにどう見られるかだとか
これは尊敬する友達の言葉なのだけれど
可愛いお洋服を鎧のように思っている節があって
とびきり可愛いお洋服を身につけていたりしました。
不思議と、「あの頃のわたし」のことを
がんばったね、辛かったね、こころを凍らせていたねって、
抱きしめたくなるような、いまはそんな気持ち。
あのころ、こころを凍らせていた反動なのか
やっぱり最近のわたしは、よく感動して、涙が浮かびます。
眠るとき、穏やかな1日のことを思い返して、じーんとくる日もあれば
起きた素敵なこと、ときめきを思い返して、しあわせで泣きそうになる夜も・・・。
最近のわたしは、感情豊か。
自分のなかの自分を見つけたからかもしれないな・・・
話がどんどん膨らんだーーーー。
論理的に話すことはむずかしくても、
どんどん想像していく、それもワープしたかのような気持ちになったりして!
それがわたしの特技というのか、論理的でない代わり、だということに最近気がついたよ。
はじまりと、未来。
はじめての約束のとき。
待ち合わせした駅の改札前に着くと彼がもう着いていて
待っていてくださったことに、びっくり!
「行きましょうか^^」
下見をしてくださっていたり、
予約をしてくださっていたり、
調べてくださっていたり、
「大切にしていただく」はじまりでした。
ひょんなことから本の話になって
ふたりとも、同じミステリー作家さんを好きなことが分かり
「マスカレードイブ」を一緒に読み始めたことで急接近。
それから何度かご飯を食べに行き、
七夕のイベントの日。
雨でぬかるんだ道があって、
「危ないので、手繋ぎましょうか」と。
手を繋いだときに不思議と感じた、安心感。
「月が、綺麗ですね」
という言葉に、わたしの想いを込めました。
ふたりの手で影絵を作って遊んだときに
何気ないことも一緒に楽しんでくださるひと
という印象に変わり、
一緒にいることが、どんどん心地よくなりました。
彼から想いを告げていただいた日。
とってもロマンチックで、丁寧で、
映画のワンシーンのようでした。
やさしく、きらめく未来が、そこにはありました。
あの日のやさしさ、きらめきは、
いまも続いています・・・♡
movie
1日のmovieを作るかのように、
自分主演の1日を過ごしてみる。
どんな設定にしても、いい♪
るんるん、わくわく、こころが踊っても。
のんびり、ゆったり、こころを解放しても。
しっとり、寂しさに向き合っても。
予想していなかったことが起こったり、
それがとってもハッピーなことだったり、
例えば、すこし寂しいことだったりしても、
movieのスパイスになったり。
積み重なって、人生が一本の映画になる。
わたしは、わくわくする、るんるんする、ときめく
をテーマにすることが多くて
眠る前に必ず手帳やノートに、
その日のときめいたこと、うれしかったことを綴っています(*^^*)
モネ展 人生のキャンバス
先日、モネ展へ行ってきました(*^^*)
それはそれはとても感動する時間で、
いろいろなことを考えるきっかけにもなり、
幼い頃に見たモネ展とは、また違う時間になりました。
あまりにも素敵で、日を改めてまた行きました。
Field of Yellow Irises at Giverny ジェヴェルニーの黄色いアイリス畑(1887)
はお部屋に飾りたくて(*^^*)
込み上げてくる感動を味わいながら、ひとりでのんびりと観て、
そして観終えた後に、ゆっくりとその感動を消化する時間。
どちらも大切。
とっても楽しみにしていたので、訪れる1ヶ月前に
モネのことをすこし調べていました。
好きになったり気になったりすると、コンセプトや背景や
ストーリーがとっても気になるタイプ。笑
食品雑貨商のお父様と、歌手のお母様だそうです。
美術館の温度、匂い、
ぎしぎしと軋む床、焦げ茶色の扉。
何度もその壮大さに包まれた気がして、涙が溢れそうになりました。
色彩の素晴らしさ・・・!!
モネの使っていたパレットを見たときに
赤のすぐ隣に、混ざり合う場所に、青色があったりして
白やオレンジみたいに似た色が隣にないことが衝撃的で!
大人になることで、気付かないうちに
こどものときにはなかった感覚が生まれているんだなあ、と
自分の固定概念のことを考えました。。
知らない間に、この色の隣はこれ、と
新品の色鉛筆のケースの中のように、形作られているのだなと。
これが有名、一押し、人気、と知らなくても
そのレッテルがなくても、
人気の絵は同じなのかな?
ランキングやメディアによって、
「これがすてき」と操作されていないか
わたしがわたしでいられているのか、を考えるきっかけになりました。
絵も、ブルーとピンクが重ねてあったり
ピンクからグリーンのグラデーションがあったり!
でもはちゃめちゃでない、調和が生まれていました。
あの調和はいったいどこから来るんだろう・・・
大作「睡蓮」は200点以上あるそうで、
そのうちのいくつかを見ることができました。
「睡蓮」から、人生のテーマを持つことの大切さを教わった気がします。
色や構図、形、タッチによって、全く違う印象を受ける睡蓮は、
ひとつのテーマでも、
切り口はときにより変わって
時間によってその色も変わり、
ひとによって好きな絵が違ったりもする。
ひとはみんなが一緒でなくていい。
モネが作り出した色の世界。
重なりもそう。
人それぞれ、素敵な色を自分のキャンバスに描くように生きている。
みんなそれぞれの感性で、美しい絵を完成させて
その命を終えるのかもしれない。
わたしの絵はどんな色?
どんな色を重ねる?
どんな風景で、どんな時間で・・・